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通報対応(2025年4月19日版)

 「LIBERA TOKYO」におきまして、昨日未明に、他サーバのユーザ様から、「LIBERA TOKYO」に所属するユーザ様に関する通報がございました。

 こちらの対応についてはしばらく保留としておりましたが、その方針が決まるよりも前、同日日中に、未明の通報における被通報者から、他サーバのユーザ様に対する通報がございました。

 今回は非常にセンシティヴな問題を含んでおりましたため、管理者としても判断を熟慮する必要がございました。

 結論から申し上げますと、今回は下記の対応を取らせていただきます。

  • 未明の通報における被通報者(「LIBERA TOKYO」所属ユーザ)に対する「サイレンス」の措置
    • 公開投稿の禁止
    • 当該ユーザをフォローしていない方に対する当該ユーザに関する投稿や通知の非表示
  • 日中の通報における被通報者(他サーバ所属ユーザ)に対するペナルティは無し

 なお、通常、「LIBERA TOKYO」では、同様の措置を執る場合、概ね1週間程度に期限を区切りますが、今回はもろもろの事情を鑑み、特に期限を設けないこととします。

 以下、この判断に至った経緯について申し上げます。

今回の一連の通報における問題点

 今回の一連の通報に於いて核となる問題として、発売予定の書籍における表現に倫理的な問題、差別を助長する表現が含まれているという問題があったことによります。

 この書籍そのものに対する批判は至極まっとうであり、もしこのような書籍を推薦する内容であれば、それこそ「LIBERA TOKYO」の掲げる主義主張とは合わず、所属ユーザであればアカウント停止、外部ユーザであれば連合の制限といったペナルティを科されてしかるべきものです。

 ところが、今回はこの書籍やそれを勧める人への批判そのものというより、人格攻撃が目につくこととなりました。

今回の通報における登場人物

 今回は2回の通報を扱います。登場人物は3名いますが、仮にここではA、B、Cと称します。

  • A氏(他サーバ所属ユーザ):未明の投稿の通報者
  • B氏(「LIBERA TOKYO」所属ユーザ):未明の通報の被通報者、兼、日中の通報の通報者
  • C氏(A氏とは別の他サーバ所属ユーザ):日中の通報の被通報者

大まかな話の流れ

 こちらが断片的に知り得た情報によると、大まかな話の流れは次のようになるようです。なお、敢えて具体的な発言へのリンクは貼りません。

  1. B氏が先述の書籍に対する批判を投稿する。これだけならば至極当然の内容であり何ら問題なかった。
  2. A氏がB氏の発言を読み、過剰に叩きすぎなのではないかと発言する。
  3. それに対しB氏はA氏に対し差別主義者だとレッテルを貼る。
  4. A氏は差別の意図が無いと明言。こちらが改めてA氏の一連の発言を読んでも、差別に相当する表現は認められなかった。
  5. 会話不成立、A氏がB氏をブロック。
  6. A氏にブロックされたB氏がA氏をさらし者にする(この時点でB氏に対するペナルティが無いという線は消える)。そもそもなぜA氏の発言が差別肯定に当たるのかに関する十分な説明が無い。しかも「LIBERA TOKYO」管理者(私)に対しては相手と冷静に会話したと言っているが、内容に矛盾がある。
  7. LIBERA TOKYO」管理者(私)が未明の通報に対する判断を保留にしている(より正確には、精神的に不安定な状態で冷静な判断を下せなかった)間に、B氏によりC氏への通報がおこなわれる。
  8. 通報対象となったC氏の発言の中には、但し書き付きとはいえ件の本を読む価値があるという趣旨の内容が含まれる。その内容に全く問題が無いわけでは無いが、他サーバ所属ユーザとのことで、「LIBERA TOKYO」からの閲覧制限などを加えても実効性は疑わしく、また、これを理由にいきなり閲覧制限をかけるのは重すぎると判断した。

今回の措置に至った経緯

 少なくとも、B氏がA氏を頭ごなしに差別主義者呼ばわりしていなければ、今回のように問題がこじれることはありませんでした。少なくとも最初の書籍そのものに対する批判については至極まっとうであります。

 しかし、今回は明らかにB氏のA氏に対する悪意が透けて見えており、これを看過することができませんでした。意図的にさらし者にもしていますしね。

 あまりこんなこと言いたくなかったのですが、B氏は前々から他者を頭ごなしに差別主義者呼ばわりする傾向にあります。今回はそれが露見してしまった形になります。

 なお、今回はB氏に対する「サイレンス」の措置を執ることとしました。先述の通り、「LIBERA TOKYO」では通常この措置を執るときはだいたい1週間程度に期限を切っているのですが、今回はそうしませんでした。理由は、既にB氏が今回の措置を予想していたのか知りませんが、既に他サーバにアカウントを確保しているということを挙げておきます。

最初の通報の被通報者のB氏へ

 恐らくB氏は今回の措置に対して納得できないと思います。

 もし不服があるときは、次のような対応を取ることが可能です。ご検討ください。

①通報に抗議する

 通報に対する抗議が可能です(実は私自身はそれを使ったことが無いので仕組みをわかっていない…)。

 ただし、今回の措置を決定する前に私に対して伝えていただいたことについてはすべて織り込み済みで今回の措置に至っておりますので、もし今回の措置そのものの取り消しを要求する場合、A氏に対する発言をすべて削除した上でA氏に対する明示的な謝罪が必要です。

②問題発言の削除とA氏への謝罪

 A氏に対する悪意ある発言をすべて削除し、A氏に対して明示的に謝罪するのであれば、今回の措置を取り消す用意はあります。もちろん別サービスに作った「魚拓」の削除も必要です。

③他サーバへの引越

 もし、「LIBERA TOKYO」における今回の措置に納得できず、趣旨に対するご理解をいただけない場合、他のMastodonコミュニティへのアカウントを引っ越すことが可能です。

 B氏は既に別サーバにアカウントを確保されているようですので、この点については特に問題ないと思います。

 なお、「引っ越し」機能を用いて引っ越すと、フォロワーが引っ越し先に引き継がれますが、引っ越し元のアカウントからは引っ越しに成功したフォロワーの情報が消失します。そのため、アカウントの複製の用途では「引っ越し」は使えません。あくまで「LIBERA TOKYO」のアカウントを今後使用しないと決めた場合にのみ、「引っ越し」をおこなってください(引越実施後は基本的に取り消しできないと思ってください)。

 引っ越し先では、当然のことではありますがそちらのルールに従ってください。

公開日: 2025/04/19 16:10

更新日: 2025/04/19 16:07

カテゴリー: 通報対応

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